累犯で傷害による逮捕。被害者との示談ができなかったが、被害弁償と粘り強い交渉により罰金で解決
- cases95
- 2017年01月06日更新
- 男性
- 暴力事件
- ■犯罪行為 傷害
- ■罪名 傷害
- ■解決結果 略式起訴
事件発生の経緯
以前実刑判決を受けてから5年が経過していない累犯のケース。
交際相手を殴って全治3週間のケガを負わせ、傷害で逮捕勾留される。
ご相談~解決の流れ
交際相手の被害感情が極めて強く、また、本人は過去に強姦等の前科前歴があったことから、逮捕勾留されました。
被害感情が極めて強く示談が成立しないどころか、被害者は、治療費の受け取りすら拒否しました。
やむを得ず、治療費及び慰謝料相当額を法務局に供託するとともに、累犯事案であり、起訴イコール実刑になってしまうことから、なんとか罰金で済ませて欲しい旨、粘り強く検察官と交渉した結果、罰金50万円となって起訴実刑を免れることができました。
解決のポイント
示談ができない場合でも、被害弁償の努力をして、検察官に刑の軽減を求めて直談判したことが功を奏しました。
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