交渉により、職場復帰を無視した会社から550万円の解決金を獲得!
- CASE1250
- 2025年05月30日更新

業務内容
清掃会社における、アパート室内での清掃業務
災害の状況
Aさんは、アパート室内での清掃作業中に、洗濯したカーテンをカーテンレールに取り付けるために、パイプ椅子に乗ったところ、パイプ椅子がぐらついたことにより、転倒してしまいました。
その結果、Aさんは左手首に怪我を負いました。
相談内容
Aさんは、本件労災事故の怪我によって、「左手関節の曲りにくさ」という後遺障害が残ってしまい、12級6号に該当するとの認定を受けました。その後、Aさんが職場復帰を考えている旨を伝えたにもかかわらず、会社側はこれを無視したため、Aさんはやむをえず自ら退職せざるをえなくなりました。会社側の対応に強い不服を感じたAさんは、ベリーベスト法律事務所に相談されました。
ベリーベストの対応とその結果
Aさんからの相談を通じて、労災事故を理由として会社に対して損害賠償を請求することが可能であるように考えられました。
そこで、当事務所は、そのように提案いたしました。
Aさんとしても、会社側の対応には強い憤りを感じられており、そういった請求が可能なのであれば、行ってみたいとのご意向であり、会社に対する損害賠償請求について、当事務所に依頼いただけることになりました。
ご依頼いただいた後、当事務所は、詳細な状況の把握や分析を行うために、労働局から、本件労災事故の関係書類を収集いたしました。
その後、当事務所は、収集した関係資料をもとに、会社側の義務違反についてまとめて、請求金額を計算した上で、会社に対して損害賠償請求を行いました。
会社は当初すぐに対応しようとはしませんでした。
しかし、当事務所が粘り強い対応を行った結果、示談が成立し、請求金額の約8割である約550万円を解決金として支払っていただくことに成功いたしました。
このように、労災事故で怪我を負った場合には、労災保険からの補償だけでなく、会社に対する責任を追及して一定の損害賠償を請求できる場合があります。
会社の指導監督下での業務中に労働災害に遭い、後遺障害を負って苦しまれている方は、ぜひベリーベスト法律事務所に相談してみてください。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)