労働災害を
柏の弁護士に相談

千葉県・柏市で労働災害にてお困りの方は、ベリーベスト法律事務所 柏オフィスにご連絡ください。

労働災害、通称「労災」とは、労働中に起こったけがや死亡、または労働が原因で患った病気のことを指します。けがや病気、死亡が労災に認定されると、労災保険の給付を受けることが可能です。
労災と認定される範囲は幅広く、会社の敷地内の段差で転んで骨折したというものから工事中の足場崩落、ガス作業中の中毒、営業先に訪問している最中での交通事故といったものまで対象に含まれます。通勤中の事故も対象となります。
また労働災害は事故のほか、加重労働を原因とした過労死も対象となります。近年クローズアップされることも多い過労死の一つの基準に、以下のような数字があります。いわゆる「過労死ライン」です。

• 発症前1か月の時間外労働が100時間以上
• 発症前2〜6か月の時間外労働が1か月あたり80時間以上

これらの場合は業務と死亡の因果関係が強いと考えられます。過労自殺も労災と認定されることがあります。

労働災害によって以前と同じように働けなくなったりすると、収入面で本人をはじめ、家族の生活に大きな影響が出ます。そのため労災保険による補償制度が用意されています。労働災害と認められると、主に以下のような給付を受けることができます。

• 療養補償：ケガや病気の治療費、入院費、薬代等
• 休業補償：治療のため仕事を休む期間の補償
• 障害補償：後遺障害となった場合の給付
• 遺族補償：労災事故等で亡くなった労働者の遺族年金・遺族一時金

労働災害が起こったら、会社に対して労災の申請手続きを求めます。もし、会社側が対応してくれない場合には、労働者自身またはご遺族の方が、会社の所在地を管轄する労働基準監督署長に労災保険給付の支給を請求することも可能です。

また、労働災害が発生した原因が会社にもある場合は、会社に対して損害賠償を請求できる可能性があります。この場合は、弁護士のサポートを得ることをおすすめします。弁護士は労働災害に関する証拠を集め、会社としっかり交渉します。それでも会社からしっかりとした補償が得られなかった場合には、損害賠償を求めて裁判を起こすことも可能です。
労災保険による補償制度は、損害の全額を補償するものではありません。例えば、労働災害前の収入の減少分を損害と考えた場合には、休業補償との差額は会社と交渉することが必要です。

労災による問題を抱えている場合にすぐにご相談いただけるよう、当事務所では労災に関する初回60分の法律相談を無料としております。正式にご依頼いただいた場合の費用についても明朗会計を心がけており、契約前にしっかりと説明いたします。

労働者の立場からは、会社の対応に不満があってもなかなか声を上げづらいかもしれません。しかし、口を閉ざしていても状況は良くなりませんし、何よりもお客さまやご家族のためになりません。柏オフィスの弁護士は、柏市内や近隣市で労働災害にて苦しまれている方をサポートいたします。おひとりで悩まず、どうぞ当事務所までご連絡ください。